管理栄養士・公認スポーツ栄養士の河合と申します。
スポーツ選手を対象とした栄養管理を得意としています。
主な経歴
資格
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スポーツとスポーツ栄養の経験
小学校~高校まで陸上競技をしていました。
中学では部活動終了後に週4日クラブチームに向かうという生活でした。
高校では強豪校に入学をし、中学までとの練習とは変わって、質も量も増えました。
高校で初めて故障(肉離れ)を経験し、体型にも気をつけるようになりました。
体脂肪を落とすことが速くなるために手っ取り早い方法だと思い、食事を極端に減らした結果、高校時代はいつもお腹が空いていて、いつも疲労がたまっている状態でした。
毎日目が覚めて1番に「今日も足がだるいなー…」と思っていました。
当時は部員全員がそのように思っていると思っていましたが、そうではなかったみたいです。
当時の食事はこのような食事で,特に朝食の少なさが目に留まります。
(朝は自分で用意。昼は通常女子サイズの2段弁当。夕食の写真はこれで3人分。)
これでは部活動をしている女子高生に対とって疲労回復するための十分な栄養が取れていませんが、当時は分かっていませんでした。
もっと食べても良いという事、何を食べたらよいかということを、教えてくれる人がいたら、結果は変わっていたかもしれないと思うようになり、スポーツ栄養も勉強し始めることになりました。
10代~20代前半までの頑張りは、30代以降には出せないような特別な頑張り方があると思います。
その頑張りを見ているのが好きで、応援するために、管理栄養士となりました。
管理栄養士免許取得後は、新卒でスポーツ栄養に関われる仕事に就くことになり、4年間、大学職員として箱根大学を目指す大学の駅伝部にて管理栄養士の仕事をします。
大学駅伝部では、毎日、練習メニューや気温に合わせた献立の作成、60食分の調理をしました。
健康栄養編
病院栄養士に転職したきっかけは、体のことを知り栄養指導に生かしたいと思ったからです。
新卒でスポーツの現場に入ってしまったので、献立作成や調理のスキルは上がりましたが、体のことが分かり切っていなく、栄養アドバイスに自信を持てなかったという背景があります。
総合病院の健診センターにて健康な人の栄養指導を中心に行い3500人以上の栄養指導を行ってきました。
そして、特定保健指導、入院栄養指導、外来栄養指導、病棟栄養管理、NST(栄養サポートチーム)など幅広く栄養管理に関わらせていただきました。
病院に勤めて、「食事の大切さ」と「健康の大切さ」を身に染みて実感するようになりました。
競技に関わっていると、食事が適当でも競技成績が優秀な選手もいるので、「食事は大切だけど、直結させることは難しい」とずっと思っていましたが、病気の人や高齢者に栄養管理を行って病態が改善する例をいくつも見てきました。
食事は薬ではありませんが、治療のための土台づくりであり、その人の状態に合った食事が食べられていれば、患者さんの治癒も早くなります。
そして、健康であることはとても幸せなことだとも改めて実感しました。
定年した後も健康で、旅行に行ったり、好きなものを好きなだけ食べたり、たまには夜遅くまでお酒を飲んだり、当たり前のことが出来るのは、健康があってこそです。
今後目指していくこと
知らないから競技をしながら回復ができなかったり、
知らないから生活習慣病になるという事を実感し、
今後は①スポーツ栄養②健康栄養という2つの分野を料理という実践を通して伝えていこうと思いました。
スポーツ栄養でも行っている「体脂肪減少」は、 一般の方の、「メタボリックシンドローム改善」「生活習慣病改善」に通じるものがあります。
また、スポーツ栄養で行う「筋肉増量」は、
ご高齢者の、「サルコペニア」「フレイル」改善に通じるものがあります。
今後は、スポーツ栄養を中心に、生活習慣病予防のための料理教室や栄養指導にも生かしていきたいと思います。
これからどうぞよろしくお願いいたします。